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少ないストレスで旅行を楽しむ

  • yshibata63
  • 2024年9月20日
  • 読了時間: 3分

ようやく猛暑が去り、涼しくなってきていよいよ旅行の季節。

秋の味覚や紅葉を楽しむことができる時期になりました。私は幼小の頃より旅行や交通に関わることが好きで、これまでに47都道府県すべての地に足を踏み入れてきました。旅行のノウハウや行き先のチョイス、プランニング全体についてもそれなりに詳しくなりました。機会がありましたらどうぞご相談ください。


旅行は、自分なりの楽しみを得て、日常の心身の疲れを癒し、心の解放を求める行動です。

ところが体、特に足・腰・背中・首などに痛みを抱えている人にとっては、行きたい所や行ってみたい場所を思い描いても旅行に行くことに積極的になれず躊躇してしまう場合があります。妨げる理由として、準備が大変、移動の車中がしんどい、たくさん歩くことに対する不安、帰ってきてからの痛みや疲れの増加への心配等ではないでしょうか。今号ではこれらの身体的負担を少しでも軽くして、楽に旅行に行けるためのちょっとしたアドバイスを書いてみたいと思います。

 

準備:

体調に不安がある場合は特に、行先に詳しい人やプランナーに行程や現地の情報についてよく確認することが大切です。ツアーの場合は行程が慌ただしかったり、現地の階段や坂道の情報が乏しかったりするので、できるだけ自らも下調べをしておくことをお勧めします。荷物は足りないものがあってはとあれやこれやと詰めがちですが、重量が増さないように厳選して入れましょう。帰りはお土産などでさらに荷物が増えます。


歩く:

駅や空港、見学先ではどうしても歩く歩数が増えます。例えば新幹線はホームが長いため、乗る車両に気を配らないと歩く距離が無駄に増えます。エスカレーターやエレベーターが近い車両をチョイスして乗りましょう。見学場所では駐車場の場所、階段や急勾配を避けるルートなど事前に調べて計画しましょう。

 

車内:

鉄道・飛行機・バスでは、トイレの近い座席を確保しましょう(新幹線では多くが下り方向、奇数号車の後ろ側にトイレがあります)長時間の移動では、不動で座る姿勢が続き、体の不調な部分に痛みが出てくるので、億劫がらずに適宜、体を動かし立ち上がったり、乗物から降りて休憩を取りながら過ごしましょう。

 

旅行の疲れ:

到着後できるだけ早く三療(鍼・あん摩・指圧・マッサージ・灸)の治療を行えば、疲れを取ることが出来ます。さらに出発2~3日前に体調の優れない箇所を整えておくと快適な旅行期間を過ごせることでしょう。

よい思い出を残すためにも体調管理には万全を期してお出かけください。  <第38号>

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